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ケース1巣立ちその後・・・

保健所から私の手元に来て10ヶ月。2009_0822_152723-P1310889.jpgこの間、何度か悩んだ。

新たな飼い主を募集するのか?それとも自分の犬にしてしまおうか・・・悩んだ。
3月の下旬に新たな飼い主募集を開始してその直後の大発作。

小さな発作はその後1ヶ月続いた。この子を誰かに託す?託していいのか?

スムースタイプの特徴とも言えるテンションと運動能力の高さ・・・

それを精一杯活かすことができないフィラリア症で傷んだ心臓。

4月以来発作も起きず身体的にも充実し、表情も穏やかになった頃2009_0916_153603-P1320686.jpg

保護から1年になろうとしていた時。この子の希望者が現れた。

そして今までの彼女の抱えてきた問題とフィラリア治療後の状態と

ケアを全て受け入れてくださる家族だった。彼女の全てを受け入れてくれると。

そのご家族に託す2ヶ月前の彼女の写真。この年の夏は、さほど厳しい暑さもなく
2009_0823_145806-P1310929.jpg
穏やかな笑顔で過ごす彼女に満足だった私。ただ・・・それが落ち着いたのではないかも?

もしかしたら、随分と心臓が弱っているのでは?とは思いもしなかった。

保護時とは比べものにならない程、逞しくなった体と豊かな毛吹そして

柔らかな笑顔に満足していた私。もしかして?とは思えなかった。

4085351231_03d2204058.jpg温かな心で彼女を家族として受け入れたご家族。

預かり主だった私に事細かに彼女の体調や暮らしぶりを報告して下さり

私は安心しきっていた。彼女の暮らしぶりと体調管理については

詳細にわたる説明書もお渡ししていた。そして11月に入った頃(お試し生活から2週間)

彼女が散歩の途中に動かなくなること

時にだるそうに1日うとうと過ごしていること

お試し生活前半のテンションの高さが見られないことを聞く。

「このお宅に馴染んできたのかも」単純にそう思った。

ただ、散歩中に動かないのは明らかに心臓が危険な状態だって証。

このときに彼女を抱きかかえて帰宅したことを聞き安心。

正式譲渡となり、日々の暮らしぶりや彼女の楽しい悪行を電話や

メールでお知らせ下さり僅かな体調の変化に獣医に連れて行って下さってた家族。

11月17日・・・夕方、久しぶりにご家族から電話。

食欲がないこと、寝て過ごすことが増えていることは伺っていた。

今日はどんな、お話かな?楽しみだったはずが・・・

「彼女が今日・・・逝きました。家族に看取られ獣医さんに

最善を尽くしてもらい死にました。」
電話の向こうから聞こえる号泣・・・

言葉がなかった。申し訳なさでいっぱいだった。

全てを受け入れてくれたとはいえあまりに短い時間。

たった19日間の彼女の本当の家族に申し訳なかった。

フィラリア症を侮ってはいけない。

たとえ治療が終わったとしても身体に大きな傷を残す。

そして関わった者、尊い家族の心に大きな欠けを遺す。

彼女の名前はPG(ピージー)当時、私が名づけた。

Preciouse Girlであれ・・・そして彼女を受け入れてくれるヒトにとって

Preciouse Giftであるように・・と願って名づけた。

ボラを続ける私だけじゃなく、ボラ仲間そして家族に

大きな、忘れられないGIFTを彼女遺して逝った。

私にとって忘れられない1頭。2009_0418_114215-P1230161.jpg

フィラリアの怖さを身をもって教えてくれたPGに感謝。

ありがとうPGありがとうB家の皆様!感謝の1ぽち
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コメント

非公開コメント

No title

早いものでもう1年になるんですね。
彼女の存在は彼女に関わった、応援していた沢山の方々の心に大きく今でも存在していると思います。
「フェラリア症」の恐ろしさを改めて痛感させられた出来事でもありました。
多くの保護犬が悲しい事にそれまでの飼養のあり方を物語っているかの如くフェラリア+の検査結果。辛い現実でもあります。

PG、今は虹の橋の向こうで思い切り走り回っていることでしょうね。

Preciouse Girl (PG)その名の如く、彼女の存在は多くのものを残してくれました。ありがとうPG・・・

Re: No title

リアルさん
早いですよね。PGの飼い主さんから昨晩電話を頂いて思い出話の花満開v-254
10年を超える保護ボラ活動の中でも忘れられない存在です。
フィラリアって身近すぎて軽視してしまいがちな病気ですが彼女が
私や彼女を見守った多くの人に現実を見せてくれた・・・そうあらためて感じます。
言葉を持たなくとも態度、身体で訴えているんですよね。保護犬たちは。

昨日の当地は素晴らしい秋晴れで暖かく妙にPGの存在を感じた1日でした。
PreciouseGiftでしたよ。彼女。思い出して頂けてうれしいです。

No title

また、涙してしまいました。
私達にたくさんのGIFTを残していってくれたPG。
今頃、元気に走り回っているのでしょうね。短い間だったけど、本当の家族に巡り合えることができたPG。きっと幸せだったと信じたい。
PGに関わってくださった皆さま、あらためてありがとうございました。

我が家にいる保護犬もフィラリア強で治療中。この子にも幸せがくるように。



No title

もう1年ですか・・・
PGと我が家のハービーはちょうど同じ頃にフィラリアと闘って
いましたね。PGが教えてくれたこと、ハービーが教えてくれたこと、
少しでも多くの人に周知してもらい、フィラリア症の恐ろしさを
伝えなければと思い、「病気治療コミュ」を立ち上げたのもこの頃
でした。
PGのことはいつまでも忘れません。本当にありがとうPG
あなたは本当にPrecious Girlです。

時の経つのは早いものですね

私は当時、頻繁にHPを立ち寄る事が出来なかったけど、
フィラリアの怖さをPGのお陰で、勉強させてもらいました。
そして、多くの方が応援していた子だったよね。

とーーーっても印象深く残っているのは、里親さん宅で、
袢纏を作ってもらい(確か赤い)、はおあっていたのを
鮮明に覚えています。

今頃、思い切り走り回っているのでしょうね。

ラフ&リリィ母様

でしたねぇ。
ヒト社会でどう暮らすか知らず
他犬との関わり方も知らず、どうかすると噛みもあり
5-7時間吠え続けるパワーのやり場がないお嬢さんでした。
ほんと、預かりボラの教材のようなPGでした。

手元に来る子たちは必ず「何か伝えたい事」を持ってきている・・・
そんな風に思わずには居られません。

1年近い預かりで一時は「ウチの子に」とも思いましたがちゃんと、
赤い糸をたどって巣立ったPG!!立派な卒業犬ですよね♪
ス○○プ君にも間違いなく待ってる「御縁」がありますよっ!

やすてぃーさん♪

病気治療コミュ・・・そうそう!!あの頃ですよね!!
BCRNの中でフィラリア症などの話が出たのは・・・。
あれから1年。早いものです。
17日の空は青く高く気持ちの良い天気でした。
まるで「乳母っ♪一緒に走ろうっ!」そう誘われたかのような気持ちでした。

恥ずかしながら、未だに沢山の画像を整理できずにいる私です。
忘れられない保護犬です・・・PG。

早すぎますよね・・・時間が。

トムママさん
ボーボラを始めてから1年1年が飛ぶように早く感じられます。
いつになれば「保護犬居ないね・・・暇だね・・・」と言えるのか…?

しかし、PGは余りあるほどのGiftを携えて現れた子でした。
今まで携わった子1頭1頭個性があり、手を焼かせられました(^^ゞ
でも、彼女は特別でした。あれほど重度なフィラリアの子は初めてで。

当時、沢山の方に励まされ折れては背中を押してもらいました。
泣きが入りそうになる・・・という言葉を私に言わせたのは
おそらく、PGが最初で最後になるでしょう・・・。

スペシャルなお嬢さんですよ・・ね。

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