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ケース1:変化

ウチの犬にするそう決めたら私自身が一番楽になった。
どんな縁が待つかもわからず万人受けを狙って躾をする必要から開放された
そのせいか、彼に望むものが無くなった・・・減った。
ただただ穏やかに人様に迷惑をかけない範囲で暮らせればと心がけた。
彼が来て9ヵ月後に私はドッグトレーナーの仕事を始めた。180030.jpg

180151.jpg私たちが家族として受け入れてからの彼の変化は大きく、
簡単なオビディエンスどころかトレーナーテストに必要だった
遠隔(10m先)操作もこなせるようになり、アジリティの模範もこなせた。

彼が一番苦手としたのは遠隔操作だった。
室内ならばまだできるが、屋外となると唸りしがみ付き先送り不可能だった。
その場について、一緒走るアジリティなどは好きだったが送り出しは嫌がった。

傍に居たい・・・離れたくない・・・その気持ちが強いと知った。
常に自分を見てほしい。自分だけを見ていてほしい傍に居て・・いつもだった。
ushi-zakennnayo1.jpg送り出しのコマンドを出す時は左の画像の顔が当たり前だった。
残念ながら今でも送り出し(遠隔操作「前へ!」)は、嫌う。

トレーナーとしての仕事柄、どうしてもお客様と話したりデモを
見せたり、お客様の愛犬をハンドリングする事がある。

デモ犬としての仕事をしていてもこの時になると彼は、
一切の仕事を放棄して行く手を阻んだ2009_0224_140419-P1190416.jpg
時には簡単なオビディエンスのコマンドにさえ応じず唸り吠えしがみ付き
お客様との会話すら成立しない事も・・・商売に酷く影響した。今だから言える。

当時、彼が保護犬だった経緯を知らずに開業した私の仕事ぶりをみて
「自分の犬もまともに躾けられないなんて・・・この人、大丈夫?」
そう思ったと友人は言う。それほどにヤキモチは酷かった。

人をもカウンセリングする友人に泣きを入れたのはこの頃だった。

どんなに受け入れても私への執着が強く時に牙や爪が食い込む。
たとえ愛情表現だとしてもとても他人様には理解しがたいほどの様子。
どうしたらいいのか?どうやったら彼の気持ちが静まるのか・・・と。


割れたコップのような心・・・・

   愛情のコップに大きなヒビがあり埋めようが無い・・・

注いでも注いでも満たされない心の欠けがある・・・

きっとそうじゃないか?と友人に言われた。

しがみ付かれればそのまま受け入れた。
服を噛まれても静かに諭し離すのを待った。
家人や友人と話をするだけでもしがみ付き唸り吠えた。
犬の仕事中、多くの犬に囲まれれば行く手を阻みしがみ付いた。

全部彼の愛情表現。まさに体当たりの愛情表現

拒否しない事。受け入れる事。ソレしかなかった。


この犬の名前は牛若。私が家人と話をしていてる食事中
ヤキモチをやきしがみ付きながら吠える行為が消えたのは
牛若が来てから2年目の冬・・・2008年12月だった。

2010_1031_135043-CIMG6908.jpg

彼のコップにはまだ大きく埋まらないヒビはあります。
そして人によって傷を受けた犬が癒えるまで、相当の時間を要すると
私は牛若に引き続き教えられるのでした。

しがみつきが減った・・・でもまだまだ心の殻が剥がれたわけじゃなかった。

お客さんに逃げられたヘボトレーナーに応援の1ぽちPlease

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